


未曾有の震災を経験したいま、日本にいる私たちは「本当に必要なもの」について、もう一度考えなおす必要があります。それは、非常時に必要な生活必需品、防災グッズについて考えることだけではありません。日本人の、ものに対する価値観は大きく変わりました。今まで身近にあった商品やデザインが、意外な点で注目を集めるようになりました。
たとえば、「トランプ」。これは、非常時の避難所生活で、見ず知らずの人たちが交流を深めるための、大切なコミュニケーションツールとして注目を集めました。ひょっとすると、現時点では商品化していないアイデアの提案が、求められるときが来るかもしれません。
今年の募集テーマは「いま、本当に必要なもの」。
一度、このテーマについて考えながら日々を過ごしてみてください。あなたが感じとった気づきや発見、そこから生まれたデザイン提案をお待ちしています。
都内中小企業と共同で開発したい商品の提案デザインで、未発表のもの。東京都内には、ほとんど全ての分野の中小企業が存在していることから、提案の商品ジャンルは特に問いません。
都内中小企業と共同して商品開発を希望するデザイナー。
応募された提案デザインの質と実現性について、現役のグッドデザイン賞審査委員が評価を行います。その結果、優れた提案であると認められ、選定されたものについて「東京デザインマーケット」への出展を認めます。 なお、「評価」については、デザイン評価(「グッドデザイン賞の審査理念」に基づく評価)、中小企業実現度評価(都内の中小企業が開発できるか、提案がわかりやすいか、中小企業の技術資産を生かせるか、実現に大きな投資を必要としないかなど)、市場可能性評価(実際に商品化された際に市場ニーズがあるか など)を総合して行います。
提案デザインの応募期限は、2011年8月31日(水)とします。
提出物は提案デザインの説明と画像の記載された「提案デザイン説明シート」とします。具体的な提出方法は「応募フォーム」を参照してください。
なお、評価を経て「東京デザインマーケット」への出展が認められた提案については、提案を具体化する(例えば「モデル」を作成するなど)とともに、価格などの条件を決定します。
一定期間とは、「東京デザインマーケット」で展示する提案デザインについては2012年3月31日まで。それ以外の提案デザインについては評価の結果を受領した日までとします。
提案デザインを実現したい中小企業に対し、「モデル」などの展示と、提案者による説明を行うこと(詳細については審査結果通知後にお知らせします)。
また、提案者とそれを実現する中小企業が進めるビジネス(具体的な商品開発、開発された商品の販売など)については、当事者同士の責任において進めます。
なお、主催者はデザイナーと中小企業の契約の参考となる「デザイン活用ガイド」を提示します。
応募者は、提案デザインの作成費用、「東京デザインマーケット」へと進んだ場合の展示物の制作費用、主催者の指定するサイズの説明パネルを制作する費用、搬入出の費用などを負担します。また、主催者の用意する基本仕様以外の展示装飾を希望する場合は、応募者自らが行います。応募料、出展料はありません。
岩手県、宮城県、福島県に本社(個人事業主の場合は主な拠点)を置く応募者については、審査通過後の「東京デザインマーケット2011」出展のための往復交通費を、事務局で全額負担します(1組2名まで)(※1)。
また、東京都の産業技術研究センターでは、3次元CAD、光造型機、3Dプリンターなどの高度なモデリング設備が安価に使用できるサービスがあり、前出の3県及び栃木県、茨城県の企業については、2011年12月28日まで、これらの設備の利用料金を半額に減額しています(※2)。
※1 交通費の支給にあたり、事前に主な拠点や居住地についての確認書類の提出を求める場合があります。法人の場合は過去3カ月以内に発行の謄本(コピー可)や会社案内、個人事業主の場合は行政機関への届出書の控えや住民票など。
交通費については、最寄りの公共交通機関から、東京ビッグサイト間の最短ルート(陸路)での算出額を往復分支給する予定です。
※2 詳しくは産業技術研究センターの下記ホームページをご確認ください。
http://www.iri-tokyo.jp/oshirase/110413-genmen.html
- 公序良俗に反するもの、誹謗中傷を含むもの、著作権その他第三者の権利を侵害しているものは、審査の対象外となります。また、審査結果発表後であっても、これらの条件に反していることが判明した場合、その結果を取り消す場合があります。
- 提出された「提案デザイン説明シート」は原則として返却いたしません。
- 事務局は提案デザイン受理後、応募作品データの管理について万全の注意を払いますが、天災、その他不慮の事故・破損・紛失については一切の責任を負いません。
- 提出された提案デザインについて、審査を通過したものについては展示会やウェブサイト、事務局にて発行する各種の媒体で「東京デザインマーケット」の広報目的で発表する可能性があります。
- その他個人情報の取り扱いについてはプライバシーポリシーに準拠します。
「東京デザインマーケット」は「産業交流展2011」の会場内で開催します。「東京デザインマーケット」で展示されるデザインや情報について来場者に守秘義務をもとめることはできません。そのため、展示する提案デザインについては、応募者の判断において必要な知的財産の保護策を検討されるよう、主催者は希望します。
なお、「産業交流展2011」は特許庁より「博覧会指定」をうける予定です。この「博覧会指定」制度は見本市などにあわせて新商品開発を進めている企業のために設けられたもので、展示公開日から6ヶ月以内であれば、特許法第30条第3項[新規性喪失の例外](実用新案法第11条第1項において準用する場合も含む)および商標法第9条第1項の適用を受けることができます。




